19日に覚法寺にてお盆法要と「ほとけの子のつどい」を開催致しました。
安藤先生をはじめ関係各位のご尽力のもと、無事開催できましたことまことにありがたく、拙寺一同厚く御礼申し上げます。
この地域は、過疎・高齢・少子化の真っ只中ですが、多くの子供たちが集まってくれました。安藤圣一師による人形説きを熱心に観賞し、無邪気に笑う姿に心を打たれました。
「宗教が大切ではない」を「大切である」と考える人が、下回ったのが1986年のことだそうです。その一因として、戦後、多くの人が宗教教育をほとんど受けられなかったことにあるのだそうです。
蓮如上人が「一宗の繁昌と申すは、人の多くあつまり、威の大きなる事にてはなく候う。一人なりとも、人の信を取るが、一宗の繁昌に候う。」(蓮如上人御一代聞書)とお示しくださったことを噛み締めつつ、その原点は?と考えずには居れません。
一宗の繁昌は、先人方の弛まぬ努力の上にあったのでしょう(専修正行の繁昌は遺弟の念力より成ず)。
身の引き締まる思いです。
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